新星2人展

新星2人展

近年、文化や生活習慣の国境の壁が低くなりつつある中、
食生活も例外ではありません。
入手困難であった珍しい食材も、購入が容易になり、
家庭の食卓には、和食はもちろんのこと、
中華、フレンチ、イタリアンと、さまざまな国の料理が並ぶようになりました。

― その時代にふさわしい器とは ─

今回、取り上げる2人の作家は、
この課題に対し、新鮮な感覚で応えてくれます。

「色絵と白磁」 一見すると異質である器が、
「洗練された楽しさ」のもと、
現代の感覚を求めて明快に共鳴します。
気鋭二人の意欲的な新作をご期待ください。


企画展名:新星2人展
開催期間:2008年2月13日(水)~2月23日(土)午前10時30分~午後7時 ※会期中無休

■岡本修

1963年 京都府生まれ。
1992年 金沢市北陶にてやきものの基礎を習得。
その後、九谷青窯で17年間修業を積む。
2006年 石川県能美市にて築窯。

新鮮な感覚を生かした色絵のうつわを中心とする。
中近東や西洋の骨董からヒントを得た作品を意欲的に制作。

天使やペルシャ文様を銀彩や色鮮やかな絵付けで表現。
気負いなく散りばめられた明るい雰囲気と
17年間にも及ぶ修業で鍛えられた確かな技術を駆使し、独特のユーモラスで あたたかみ溢れる表情を謳歌します。

■岡田直人

1971年 愛媛県松山市生まれ。
1992年 京都嵯峨美術短期大学
ビジュアルデザイン科卒業。
その後、愛知県立窯業高等訓練校、
石川県九谷青窯で修業を積む。
2004年 石川県小松市にて築窯。
 
オランダ、フランス、李朝古陶磁器に造詣が深く、
素材を生かしたシンプルな白磁を制作。
「現代の生活の中で使いやすいもの」を体現すべく、
試行錯誤の末に生み出された器は、「使いたい」という欲求を刺激します。 陶土と陶石を混ぜ 「半磁器」のふんわりとした独特の肌合いは和洋を問わず、 どのような料理も引き立ててくれるでしょう。
出自を18~20世紀初めの西欧のシンプルな器に求め、和の技術と素材を基本に新しい表現を試みています。

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