城進×増渕篤宥 二人展

海外を旅する中で出会った染め物をヒントに、
オリジナルの鉄絵シリーズへと発展させた城さん。
角にやわらかな丸みをつけた角皿シリーズは
丸いプレートとはまた違った雰囲気があり、
使いこなしの冒険が楽しそう…
粉引や白灰釉のさわやかさも、変わらず魅力です。

増渕さんは博物館で目にした
美しく繊細な金工品や木工品をきっかけに、
独自の彫りの技巧を極める道へと進みます。
彫りのタイプは、直線のレトロンシリーズに加え
曲線の連続が華やかなリンカ、
ふんわり優しい刻花など、バリエーションも豊富に。
増渕さんのもうひとつの代名詞、
モノトーンのトクサとステッチも届きました。

いつもと違う、新たな食卓の一面を見せてくれる
城さんと増渕さんの作品…
二人の感性が響く重奏をお楽しみください。