取皿・取鉢

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取皿・取鉢

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取皿・取鉢

和食におけるうつわの使い方は、時代や生活の変化の中で姿を変えてきました。
古代の食事は、大きなうつわから取り分ける形が基本で、
うつわの数そのものも多くはなかったと考えられています。
奈良から平安時代にかけては、貴族の宴の広がりとともに食事が形式化され、
料理に合わせて小皿が使われ始めたと言われています。

武家社会の中で形づくられた本膳料理では、
飯・汁・菜をそれぞれ決まった器に盛り、
一人ひとりの膳に配して食事をするようになります。
やがて料理の種類が増えるにつれて、
膳の上には小皿や小鉢などの小ぶりの器が多く並ぶようになりました。
小さな器を使い分けるこの習慣が、
のちに取皿へとつながる器づかいの基礎になったと考えられます。

江戸時代になると、武家の食文化は町人へと広まり、
食卓の楽しみ方も大きく変わっていきます。
惣菜や外食の文化が発達し、一つの料理を皆で分け合って食べる場面が増えたことで、
手元で受けるための小皿が日常的に使われるようになりました。
各地で焼き物が盛んになり、手頃な皿が広く行き渡ったことも、
取皿の普及を後押ししました。

明治以降は、西洋料理の影響や生活様式の変化によって、
大皿に盛った料理を取り分けて食べる食卓が一般的になっていきます。
特に戦後は家族構成や住まいの変化とともに食事の形も変わり、
和洋を問わずさまざまな料理が並ぶようになり、
その中で、手元で料理を受ける取皿は、
日常に欠かせない器として定着していきました。

当展示会では4寸~6寸ほどのお皿を取皿として
3寸~5寸ほどの鉢を取鉢として
280アイテムを取り揃えました。

取皿、取鉢は、料理を受けるためのうつわであると同時に、
日本の食べ方の移り変わりを映してきた、
もっとも身近なうつわのカテゴリー
お手持ちのうつわとの組み合わせを想像しながら
どうぞごゆっくりご覧ください。

取皿・取鉢

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