九谷青窯記念展

▼九谷青窯記念展のうつわ紹介動画はこちらから▼
九谷青窯記念展
九谷青窯記念展
九谷青窯記念展
2024年、惜しまれつつも53年の歴史にピリオドを打ち、
大きな役目を終えた九谷青窯。
開窯した1970年代は、高度経済成長期を経て生活が大きく変わり、
家庭、外食ともに欧米化が進み、食も大きな変化を遂げた時代でした。
一方で大量生産、大量消費だけではない豊かさにも目が向けられはじめ
伝統工芸、手作りの価値が見直される動きも生まれます。
そんな時代背景の中、
「青二才ばかりが集まったから青窯」と主宰秦耀一氏が自ら名付けた
九谷青窯は1人を除き全員陶芸経験なしという船出で
これまでになかったうつわを次々作り出して行きます。
新しい感覚でありながらも、根底には古きよきものが脈々と流れる
九谷青窯のうつわは、様変わりしていく家庭料理を懐深く受け入れ
食卓に新しい風を運びました。
九谷青窯の商品は、通常の展示室とは別に保管されていた
掘り出しものも数多くご紹介しております。
そして九谷青窯から独立された作者のうつわを合わせ
約400アイテムの賑やかな構成となりました。
九段店舗では特別展示として
これから独立を目指す作者の作品もご紹介いたします。
次の架橋への第一歩として、
当展示会をお楽しみいただけましたら幸いです。


