多くの人を魅了する、藤塚さんの染付

初期伊万里をベースにした藤塚さんのうつわは
料理をふんわりと包み込むように引き立てます。
独立時から作り続けているおなじみの定番から、遊び心に満ちた新作まで、
藤塚光男さんの世界をご紹介します。


藤塚さんは石川県の九谷青窯を経て京都に築窯し来年で30年目を迎えようとしています。
学生時代から日本画が好きだった藤塚さんはある日、初期伊万里(※)に出会い
食器としての焼き物づくりの存在を知り、やがて生涯の仕事として目指していきます。
「計算されたデザインというよりも心情的なものが表に出ていてそういう意味で感動が
大きかったんだと思うね」と、30年経った今も以前と変わらぬ初期伊万里への愛情を
持ち続け、うつわ作りを続けています。

(※)江戸時代佐賀県の有田周辺で磁器が作られるようになり近くにある港、伊万里港から出荷されたため
広く伊万里焼と呼ばれています。初期伊万里とは特にその初期に作られたものを差します。





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