12月の｢花田の新作｣は林京子さんのスープカップ＆ソーサー3種です。
うつわって、本当に楽しい―。
林京子ワールドの原点とも言える林さん本人の言葉です。
何が楽しいって、
どんなうつわを作ろうか考えているとき、
考えがまとまって、具体的に構想し始めるとき、
構想が決まり実際つくるとき、
出来上がったうつわを使うとき、
食器棚にしまい、その佇まいを目にするとき。
林京子さんにとって、うつわづくりは楽しくて仕方のないもの。
花田からの数多の提案に対しても、
サンプル作りを始めとし実にポジティブに取り組んでいただいています。
そのうつわづくりに対する取り組み方、
そして決して多弁ではないが、
明るく朗らかな雰囲気を醸し出す林京子さんの人柄は
そのままうつわに投影されていきます。
楽しく、暖かく、可愛らしい林さんのうつわは、使いやすいし、洗いやすい。
成型は丁寧、生地は軽く、適度な抑揚やカジュアルさが使い手に安心感を与えます。
そして、林さんの豊かな絵ごころと跳ねるような筆さばきによる絵付けが、
うつわをより一層魅力的なものにします。
さて、花田店舗では来年2009年2月に林さんの個展を予定しております。
先んじていくつかの新作が花田に届きましたので、
今月の「花田の新作」にて先行して一部ご覧いただきます。
紹介させて頂くのはスープカップ＆ソーサー3種です。
意外と入るたっぷりとした大きさ、キュートなかたち、別々にでも十分使えるお得感。
そして、林さんの得意とする花文様。
ふんわりとした花と活き活きと伸びる葉がうつわに温もりと躍動を加えます。
これら新作の一部を見ていると、2月の企画展が今から楽しみです。
林京子の2009年バージョンとも言える新作の数々が約150種出そろう予定ですので、
ご期待下さい。
左：両花文楕円スープカップ&ソーサー（\ 5,460）
中：花に葉文つなぎシチュー鉢（受皿付）（\ 5,985）
右：両花唐草文楕円スープカップ&ソーサー（\ 5,460）
