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直前訪問記(内村七生、山本恭代、日下華子)


直前訪問記
光る女性陶芸家
――個性派3人展――

今や陶芸界では 多くの女性が活躍しています。
花田でも 進境著しい 輝くばかりの女性陶芸家が 数多く目を惹きます。

天性の画才が 冴える 内村七生
爽やかに 洗練を演出する 日下華子
エネルギッシュに 様ざまな分野に挑む 山本恭代

うつわ

特に最近注目される 3名の個性的な作者の新作を中心とした企画展
「光る 女性陶芸家」を
9月9日(水)から開催致します。

うだる暑さの8月中旬 最後の打ち合わせの為
瀬戸に内村七生、金沢に山本恭代、白山市に日下華子を
それぞれ 工房に 訪ねました。

九谷青窯を卒業して今年で4年目、
内村七生は 昨年 愛知県瀬戸市に工房を構えました。
瀬戸と言えば正に焼き物の本場
この地を選んだのも
材料、人を始め総ての環境が整っていたからと言います。

工房に 一歩足を踏み入れると生き生きとした
表情豊かなボウル、マグカップ、皿が目に飛び込んできます。
持ち前の才能を 惜しみなく生かした 動物、花、人物の
斬新な表現に 思わず 目を見張ります。

うつわ

内村七生は
「今までのうつわ作りにとらわれないことを意識しました。」
と言います。
傍らに何気なく置かれた下絵やデッサンの数かずにも
制作過程でのその試行錯誤ぶりが窺えます。

うつわ

内村七生の表す「うつわ新世界」・・・、
その期待に胸を膨らませながら
工房を後にしました。

工房を兼ねた新居に引っ越して約1年、
白山市の田園地帯にある
日下華子を訪ねたのはやはり厳しい暑さの8月中旬でした。
ここ1,2年若い主婦層を中心に
独特の爽やかな感性が共感を呼んで急速に人気を博してきた
日下華子の仕事です。

うつわ

「過飾に走らずシンプルをベースにしたうつわ作りを心掛ける」
と言います。
工房の二階にある見本場に入ると
世代が変わっても新鮮なままに使い続けられるうつわが
所狭しと並べられています。

何を盛り付けるか
何に使うか
それは総てお客様にお任せするという明快な姿勢が
洗練されたうつわとして結実しています。

うつわ

今回の展覧会では 印判という昔ながらの技法を使っての
ペーソス溢れる「しずく文様」が特に注目されます。
その数 新作を含めて 50点
従来の「爽やかな感性」に加えて
「さりげない情感」を味付けした
日下華子の新境地に大きな期待を寄せたのです。

山本恭代の工房は金沢郊外住宅地にあります。
田畑がちらほら残る新興のベッドタウンで
自宅とは離れた一軒家を借りています。

この地に工房を構えて10年は経ちます。
色絵、染付けの第一人者 正木春蔵氏の下で2年の修業を経て独立
師匠譲りの遊び心、絵ごころに富んだうつわ作りには
定評があります。
とにかく古今東西を越えた様ざまな分野に果敢に挑み
様式や文様を自身の仕事に取り込んで
山本ワールドを築き上げていくパワーには頭が下がります。

うつわ

今回の展覧会に向けても中国 明、清代の古赤絵の模しを始め
古伊万里、和更紗の様式を使った作品等幅広く手掛けています。
将来の目標は 古典に学び、身に着けて
挙句、洋食器にもなりうる
現代生活に溶け込んだうつわを作ることです。
この展覧会を通じて その夢が展望できればと明るく語ります。
そんなエネルギッシュな山本恭代に
絶大なエールを送りたくなるのです



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企画展名:光る女性陶芸家
開催期間:2015年9月9日(水)~9月19日(土)
開催場所:花田ギャラリースペース(2F)

3名の作者のうつわは【こちら】からご覧ください。

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