工藤和彦展

自然そのもののような力強さと
そこに共在する、凛と知的な佇まい。

「やきもの文化の最終地点」とも形容される
北海道の地で
自らスコップで土を掘るところから始まる
工藤和彦さんのものづくり。

北海道の土だからこその魅力を
最大限に活かすことを探求し、
長い年月をかけて築き上げた独自の手法で
存在感を放ちながら、使い手に寄り添うことも忘れない
日常のうつわを生み出し続けています。

今回、花田では初となる個展。
ラインナップの中心は、長年作り続けられながらも、
常に進化を感じさせる片口シリーズや木瓜鉢など、
工藤和彦さんの仕事を象徴するうつわです。

そして、茂る木々や深い湖の清らかな青緑を
そのまま閉じ込めたような緑粉引の新しい魅力は
皿や小鉢、人気の片口シリーズと、
形も様々に登場。

楽しみながら、常に挑戦を続ける
工藤和彦さんの今をご覧ください。