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硝子の道のり


硝子の道のり

硝子の道のり

花田のガラス展も今年で15年目。
ご紹介するガラスのうつわの種類も、作者の顔ぶれも、年々広がりを見せています。
多くの人を魅了しつづける、ガラス。
実はガラスそのものの歴史は長く、はるか昔から人との関わりがありました。
今回はガラスが辿った道のりを少しご紹介いたしましょう。


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ガラスと人の出会い

ガラス作りの歴史は約5000年前にまで遡ります。
最初はとんぼ玉のようなものが作られたようです。
古代エジプトでは、王族の装飾品として宝石と交換されるほど高価なものでした。
型の成型、文様付け、変形など…、加熱することで流体となるガラスは、人間の手で加工できることが大きな魅力。
職人達は知恵と工夫を重ね、技術を高めていきます。
そして、「吹きガラス」が登場し、ガラス作りは飛躍的な進化を遂げます。
この新たな成型法により容器が盛んに作られるようになり、やがて食器として多くの人々が使われるようになっていったのです。


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世界をめぐるガラス

ガラスの文化やその製造技術は、ローマ帝国の衰退とともに東へ移動。
イスラム文化圏を経て、やがて中国、朝鮮半島へと伝わっていきました。
中世には、イスラム圏でガラスへの彩色技術が発展。
なかでも青色は特に美しく、大いに人々を魅了し、この青色への憧れはやがて陶磁器の発展にも影響を与えたと考えられています。
12世紀にはキリスト教会のステンドグラスでも使用され、独自の芸術性を高めていきました。
その後13世紀には、無色透明のガラス製造技術も確立され、ヴェネチアやボヘミアなどのガラス工芸技術が高い発展を遂げていきます。

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日本のガラス史

日本へガラスが伝わったのは、弥生時代の中頃と言われています。
飛鳥・奈良時代には日本での製造も可能となり、ガラスの玉造が行われていました。
当時は祈りの象徴や宝物として扱われていたようです。
年月を経て、17世紀頃には吹きガラスによる製造が始まります。
和製びいどろの誕生です。
しかし、江戸時代のガラスは中国の製法による「カリウム鉛ガラス」だったため熱に弱く、割れやすいものでした。
その後は欧米の製法による「ソーダ石灰ガラス」が主流となり、ガラス製品が普及。
日本人に身近なものとなっていきました。



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