蓋もの・箱もの

▼蓋もの・箱もの うつわ紹介動画はこちらから▼
蓋もの・箱もの

蓋もの・箱もの
蓋を開ける小さなワクワクが、美味しさへの期待を高める蓋もの。
普段の食卓に、特別な装いをもたらしてくれる箱もの。
陶磁器、漆器、木工、ガラスと、素材もさまざまに
「蓋もの・箱もの展」がはじまりました。
岩舘隆さんの丸重
佐々木暢子さん、平岡正弘さんのお弁当箱
季更器窯さんの織部蓋もの
稲村真弥さんの小鳥の蓋もの
日高直子さんの箱もの
日高伸治さんの蓋もの
田村悠さんのガラスの蓋もの
岡野達也さんの蓋もの、箱もの…
そして石川漆宝堂さんからは
新作の花田オリジナル蓋箱(HUTABAKO)が届きました。
十字に仕切られた四方形の蓋箱は一般的に
「松花堂弁当」「松花堂弁当箱」と呼ばれています。
最近では、仕切りの数を増やしたり、長方形の仕切付きも含め
広い範囲で仕切りのある蓋ものを指すようです。
「松花堂」は江戸時代、寛永の三筆と称せられた僧侶であり文人でもあった
松花堂昭乗の名前から付けられたものとされています。
昭乗は農家が作付けの種などを入れるために使った四つ切り箱に目を止め
絵の具や文房具などの小物を入れに使い、重宝していたのだそうです。
そして昭和の初め、料亭のご主人がある茶会で昭乗が好んだ仕切り箱を目にし
それに着想を得て、やがてお弁当箱として茶会の席で用いられるようになったそうです。
四つ切り箱を好んだ昭乗に敬意をはらって名付けられた「松花堂弁当」
略式の懐石料理として出されたお弁当は、格式高いイメージとともに
やがて世間へ広まっていったようです。
今回花田オリジナルでご紹介する蓋箱(HUTABAKO)はまさに
「松花堂弁当」の十字の仕切りが付いた蓋ものです。
和食に限らず洋食や中華に、幅広い料理の盛り付けをイメージし
蓋は朱塗にし、黒と赤のモダンな色合いに仕上げました。
ご家庭で気軽に楽しめるよう、実用性と取り扱いのしやすさを重視し
本体は木乾で個体差の無い寸法でお買い足しの出来るものに、
塗りは山中で近代漆器として40年以上続くウレタンの塗装で仕上げています。
誰もが自由に楽しめる今様の松花堂、蓋箱(HUTABAKO)です。




オンライン販売開始:4/23(木)20:00
(新着以外のうつわは通常どおりご購入いただけます)
※企画展の詳細はギャラリー告知ページをご覧ください。
