平岡正弘

平岡正弘さんの木工
平岡正弘さんのお弁当箱が届きました。
くり抜きならではの良さが詰まった
「詰めやすい、食べやすい」を実感できるお弁当箱です。
馴染み深いわっぱ型と呼ばれる楕円型のお弁当箱は、
持ち運ぶ際、角を傷つけるのを防ぐために考えられたと言われています。
平岡さんの程よい厚みのある木地は、日々の持ち歩きに安心の丈夫さがありながらも
本体は意外なほど軽く、ラクに持ち運べるのも嬉しいポイントです。
平岡さんはくり抜きだからこそ出来る工夫を内側にも凝らしました。
本体は底と側面を繋ぐ面に柔らかな丸みを付け、
隅のご飯をつぶすことなく掴むことが出来る仕様に。
縁部分で本体と接合させる薬籠(ヤロウ)型の蓋には
内側にドーム型の空間を作り、鮭やコロッケなどご飯にお菜をのせても、
つぶすことなくそっと蓋がしまる秀逸なデザインに仕上がっています。
サクラの優しい木目を残したスリ漆で、落ち着いたこげ茶色の本体と
ベンガラの穏やかな朱色で仕上げた蓋のコントラストにも
平岡さんのセンスが光ります。



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