花月窯展

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花月窯展

花月窯展
李朝、高麗や古伊万里などの古典に倣いつつ、
その魅力を現代に花開かせる志村睦彦さんと宮岡麻衣子さん。
繊細な陽刻が見込みに浮かび上がる青磁、
刷毛の音が聞こえてきそうな、滑らかな刷毛目、
濡れた鉄のような黒と、木蓮を思わせる白泥の
コントラストがつくる雲文…。
受け継がれてきたものの静かな品格の中に、
ごく自然に「使うこと」を想像させる瑞々しさを宿す
志村睦彦さんのうつわは
気張らず取り入れた一客が、
料理をさらりと見違えさせるようです。
現代の感覚が巧みに織り込まれた透明感のある色合いや、
本歌に忠実な中にも、自由で肩の力が抜けた絵付け。
大らかな心と優しい視点で切り取られた古典のエッセンスが
端整なうつわに軽やかに表される
宮岡麻衣子さんのうつわは
落ち着いた風合いの中に感じる愛らしさ、
日々繰り返し手に取る中で感じる、
抜群の使い良さが魅力です。
しっかりとしたルーツの貫禄を感じさせながらも
謙虚で肩肘張らないお二人の自然体のうつわは、
日々の食卓にふわりと新しい風を送り込み続けています。
堅実に進化を続けるお二人の今をお楽しみください。



オンライン販売開始:3/9(木)20:00
(新着以外のうつわは通常どおりご購入いただけます)
※企画展の詳細はギャラリー告知ページをご覧ください。
