小倉広太郎×松葉勇輝 二人展
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小倉広太郎×松葉勇輝 二人展
小倉広太郎さんの木工は、変化していくことこそ木という素材の本質であると捉え、
その姿を自然に受け入れる作品づくりが魅力です。
今回の茶測には、偶然出会った神代欅(※)を使用。
長い歳月、空気の遮断された土中で眠っていた欅は、
自らが持つタンニンが鉄分や鉱物と反応し、深く趣のある木肌へと変化しました。
その表情を目にした小倉さんは、摘み取った茶の葉を蒸し、乾燥させて生まれる
茶葉の色合いと重ね合わせたら美しいのではないかと考えました。
オイル等の塗装は施さず、刃の跡を残した無垢の木肌をそのまま生かした表現は、
木の持つ野性味をまっすぐに伝え、
小倉さんの潔いものづくりの姿勢が静かに滲みます。
松葉勇輝さんは、土の風合いを大切にされています。
ろくろやタタラによる成形も、あえて作り込みすぎず、手数を抑えることで、
土本来の素朴な力強さを引き出しています。
挽きたてのような柔らかな空気をまとったフォルムに、
白化粧で繊細な刷毛目を残した花器。
初々しさを漂わせるその佇まいは、草花を受け入れるだけでなく、
その場の空気を静かに調えてくれるようです。
自分を整えたい日のお茶の時間に。
整えた道具を前に、しつらいの花を活けるひとときに。
木工と陶器。
異なる素材を扱いながらも、共通するのは素材そのものの風合いを大切にし、
その魅力を素直に引き出す表現です。
静かで心地よい旋律を奏でる、小倉広太郎さんと松葉勇輝さんによる二人展。
どうぞごゆっくりお楽しみください。
(※)神代木(じんだいぼく)
土砂崩れなどで倒れた木が地中や水底に埋もれ、長い年月を経て掘り出された木のこと。
酸素の少ない環境で腐敗が進まず、木の中のタンニンが鉄分や鉱物と反応することで、自然の力で独特の色合いを作り出します。
オンライン販売開始:7/30(木)20:00
(新着以外のうつわは通常どおりご購入いただけます)
※企画展の詳細はギャラリー告知ページをご覧ください。






















