異彩、でも使い易い 「イム・サエム 最新作うつわの会」

異彩、でも使い易い
「イム・サエム 最新作うつわの会」

独特な染付、線刻の作風で、多くのファンを魅了しているイム・サエムさんの新作の会を
久し振りに ひらきます。
使う人のことを思い、形・色・文様そして注ぎ口や取っ手の機能にいたるまで行き届いた気配りを
感じさせるのが、イム・サエムさんの器です。
昨夏、来年春先には、花田のお客様の為に新作を用意して下さいと約束しておいたのです。
強い印象を与える一点物も棄て難いのですが、今回は大ぶりのカップ&ソーサー、丼ぶり等、
それこそ暮らしのうつわとして日々食卓で活躍してくれそうな新作のかずかずが、眼を惹きつけます。
イム・サエムさんの心の通った器ひとつひとつを是非、手にとって味わっていただきたく存じます。

 イム・サエムさんの工房を訪ねる楽しみのひとつに、作業場や見本場の壁にひっそりと掛けてある
“イム・サエムさんの油絵”を見るということがあります。この十年間、早朝アトリエでキャンバスに向かって
描かれ続けた絵なのですが、余技というにはあまりにも魅力的なものです。
絵全体に漂う色調はしっかりと落着いていますが、随所に驚く程鮮やかな色使いがあって、
そのバランスにうつわ同様イム・サエムさん独特の感性がうかがわれます。
また、絵の主題が、原野を駆ける馬であったり、長い年輪を感じさせる仲良し老農婦達の肖像で
あったりと、イム・サエムさんの穏やかかつ純朴な人柄を彷彿とさせるものばかりです。

 遠慮するイム・サエムさんに懇願して、それらのうち五点を拝借してきました。二階のコーナーの壁面に
展示いたします。新作うつわとともに「イム・サエムの世界」へと皆様を誘ってくれることと存じます。


企画展名:異彩、でも使い易い 「イム・サエム 最新作うつわの会」
2005年 2月11日(金・祝) ~ 2月19日(土) 午前10時30分~午後7時 ※会期中無休

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