響きあう陶と磁 -北野兄弟展-

響きあう陶と磁 -北野兄弟展-

静かで確かな意志を持つ兄弟─

兄の北野隆康さんは、陶器専門。
急須やポット類を得意とされています。
象嵌やイッチンという根気を要する技法で表わされた
麻の葉、渦巻きの文様。
いずれも質が高く、飽きのこない造形で、水切れも抜群。
花田で急須類といえば、隆康さんというぐらいのロングセラーです。

弟の北野敏一さんは、磁器専門。
独特の味のある線描が秀逸。
古染付に造詣が深い、敏一さんならではの味わいです。
染付や鉄画で描かれる木賊、格子などの線の筆遣い。
蓮、桃、兎、魚など、
さまざまなモチーフを自由にゆらぐように描かれるタッチに
根強いファンも多いのです。

兄弟それぞれの人柄が余すことなく表わされた作品を一堂に集めました。

食卓の定番として、
安心して長くお使いいただけるものとして自信を持って、
皆様にご覧いただけると思っております。
足をお運びくだされば幸いです。




昨日までのどんよりとした空が嘘のように晴れ、
照りつける太陽の中、ミーンミーンと響く蝉の声…
そんな中、今日 「北野兄弟展」 初日を迎えました。



↑笑顔の素敵な北野隆康さん。
優しげな雰囲気が作品に表れています。




本日25日、と明日26日は、兄・北野隆康さんが来場とのことで、
朝からたくさんのファンの方々にお越しいただきました。

それぞれの個性が存分に発揮された今回の新作展。

“陶と磁”── 質感や雰囲気の異なる両作家の作品ですが、
会場は不思議と一体感を感じられる空間となっています。

さすがは兄弟。作風が異なっても、
個々の根底に流れる何かには共通したものがあるのでしょうか。。。

兄・北野隆康さんからは、お得意の”イッチン”技法が用いられた
様々な大きさや形のうつわが勢揃い。
弟:犀ノ音窯の北野敏一さんのうつわと組み合わせれば、
互いに引き立て合い、陶と磁が作り出す個性的な食卓に…

ご来場の皆様も、会場内にて色々と組み合わせをしながら、
ご自分なりのコーディネートを楽しんでいらっしゃいました。


↑小さな汁次は 焼締・伊羅保・黒釉が揃っています。
蓋のつまみ部分にもちょっとした遊び心が。。。
もちろん、水切れの良さはお墨付き!
スタッフの間では、すでに 「欲しい!」の声が続出です♪




企画展名:響きあう陶と磁 -北野兄弟展-
開催期間:2007年7月25日(水)-8月4日(土)午前10時30分~午後7時 ※会期中無休

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